「IMVU」は、アバターをベースとした3D仮想空間のソーシャルゲームアプリです。会員数は2億人を超え、ソーシャルアプリネットワーク部門で売上トップ3位にランクインしました。(App Annie調べ)

2004年にサービスを開始し、ここ1年においてもMAUがYOY 202%増と順調にアクティブユーザー数を増やしています。

この成長の秘訣として良質なサービスを提供し続ける事はもちろんの事、IMVUのVP of Growth Lomit Patel氏は次の重要性を説いています。

 

「新規ユーザー獲得」+「ユーザー獲得後のエンゲージメント向上」

 

多くのアプリ事業者が新規にユーザー獲得には熱心な一方、長期的なアプリ成長を目指したユーザー獲得後のユーザーエンゲージメントの向上について後回しにしているのが実情ではないでしょうか。

ユーザーエンゲージメント施策として、取り急ぎ「ログインボーナス」や「コラボ企画」等を実施し、リテンション向上やアクティブユーザーの向上を促すといった施策を実施しているかもしれません。

IMVUでは長期的なアプリ成長を目指し、早い段階から『体系的』にユーザーエンゲージメントを高める事に力を入れてきました。

ここでは、その手法についてご案内します。

 

ロイヤルユーザーの行動分析

IMVUが最初に取り組んだ内容がアプリユーザーの行動分析です。

エンゲージメントやLTVの高いロイヤルユーザーがどのようにアプリを利用しているかの行動分析しました。

図: ユーザーレベル毎のアプリ行動分析(イメージ)

※リーンプラムではクエリを記載する事なくインタラクティブにデータ集計できるので分析効率が向上します。

 

分析の結果、ロイヤルユーザーの多くは以下を実施している事が判明しました。

  • 自身の3Dアバター作成
  • フレンド申請
  • チャットルームへの参加
  • ショップへ来店してアバターのドレスアップ
  • フォトブースへの写真投稿

そこでIMVUでは多くのユーザーにアプリの魅力を十分に理解してもらう為、ロイヤルユーザーと同様なカスタマージャーニーの体験を促す施策を様々と実現しています。

例えば、アプリをダウンロード後、数日以内に3Dアバターを作成していないユーザーにプッシュ通知で3Dアバターの作成をディープリンクと共にご案内するといった施策も高い効果を挙げています。

図: 3Dアバター未作成ユーザーへのプッシュ通知例

 

なお、IMVUでは様々な施策を実施しています。

ここでは特に効果があった事例をご紹介します。

 

施策事例1
FTUE(First Time User Experience)の向上

IMVUでは重要項目の一つとして、新規ユーザーのリテンション向上に力を入れています。

新規ユーザーの行動分析を進めると、新規ユーザーの多くはアプリで次に何をすべきかわからず、結果離脱に繋がっている可能性が高い事が判明しました。

そこで新規ユーザーのFTUE(First Time User Experience)に注目し、次に何をすべきかを一目で把握する事ができるような「ダッシュボード」をUIに追加する事を試みました。

A/Bテストでその効果を測定をした所、以下の指標で「統計的有意性」を見出す事ができました。(Control vs New)

  • 7dリテンション5pt向上
  • アプリ内売り上げ13%向上

なお、リーンプラムでは専門知識を必要とする事なくA/Bテストを管理画面上で簡単に実現する事ができます。

リビルド無しにアプリのパラメーターを管理画面上で変更し、テスト結果の集計も自動的に行われます。

図: A/Bテスト結果自動集計例

 

施策事例2
ログインボーナスの変更

IMVUでは、ログインボーナスとして2,000クレジットを無料で提供し、アバター作成をユーザーに促し顧客ロイヤリティーを高める施策をしていました。

一方、ユーザーレビューを確認した所「2,000クレジットでは満足したアバターを作成する事ができない」といったネガティブなコメントも多く見られ課題を抱えていました。

そこで、無料クレジットを2,000クレジットから10,000クレジットに変更をしたらどのような効果があるかをA/Bテストで確認してみました。

結果、以下のような効果を得る事ができました。

  • 7dリテンション2.57倍向上
  • ARPU2倍向上

顧客ロイヤリティだけではなく、ARPUが向上するといった副産物を確認する事ができました。

リーンプラムでは「統計的有意性」を自動算出される為、このような副産物を容易に発見する事ができます。

最後に

いかがでしたでしょうか?

IMVUがどのようにユーザー獲得後のエンゲージメント向上に力を入れ、売上向上にも努めているかを垣間見ることができたかと思います。

リーンプラムでは様々なグロースハック事例がございます。

アプリのグロースハックにご関心がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

是非意見交換をさせて頂き、課題などがございましたらリーンプラムにおける事例をご案内できますと幸いです。

 


株式会社リーン・ニシカタについて

株式会社リーン・ニシカタ(リーンニシカタ)は、データ分析に基づくモバイルアプリのグロースハックを提供する企業です。
Leanplumの日本における代理店として、主要機能であるプッシュ通知、アプリ内メッセージ、A/Bテストを駆使し、ユーザー定着の促進とロイヤル化、長期エンゲージメントを実現します。
ツールの導入相談・支援から、データ分析、グロースハックの運用代行まで幅広いメニューを提供しています。

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