SmartNews(スマートニュース)は、言わずと知れたメジャーなスマートフォン用のニュースアプリです。

2018年5月10日時点で、既に3,000万ダウンロードを突破し、北米ならびに150カ国以上でサービスを展開し順調にユーザー数を増やしています。

SmartNewsは自社開発による独自の機械学習により、良質なコンテンツを提供しユーザーを魅了しています。

一方、自社開発と他社技術スタックを上手く組み合わせ、ユーザーエンゲージメントを促進しています。

 

自社独自開発と他社技術スタックとの連携

こちらがSmartNewsより公開された技術スタックの概要になります。

「IN-HOUSE!」と記載されいてる自社開発と、他社技術スタックを組み合わせ、ソリューション展開しています。

SmartNewsでは、プッシュ通知、A/Bテストといったモバイルオートメーションを、「自社開発+Leanplum(リーンプラム)」で運用しているがわかります。

 

DAU/リテンションの向上

SmartNewsでは、広告を収益モデルの柱としている為、より多くのユーザーが、より長くアプリ内に滞在し、より多くの記事を消費してもらえるといった事がユーザーエンゲージメントにつながるだけではなく、収益の向上にもつながる非常に重要なポイントの一つとなっています。

そこでSmartNewsでは、DAU/リテンションに目を付け、良質な記事やUXの提供だけではなく、マーケティング施策により、これらDAU/リテンションを向上させる事ができないかの分析を行いました。

注目したのは「プッシュ通知」です。

以下が、SmartNewsによる、プッシュ通知の開封率と開封率の散布図になります。

プッシュ通知の開封率が高くなるにつれて、DAUの数値も高くなっている事がわかります。

また、プッシュ通知の有無による効果をA/Bテストで検証した所、プッシュ通知を有効にした場合の方が「D7リテンション」「セッション」「記事閲覧」「アプリ滞在時間」のそれぞれで向上している事が判明しました。

さらに、プッシュ通知に対するユーザーレビューでのコメントを定性分析をした所、ポジティブな反応が高い事が判明しました。

なお、ここで重要な事は、ユーザーが有益と思える良質なプッシュ通知を提供する事です。

良質なプッシュ通知とは、「ユーザー毎にパーソナル化されたメッセージ」を「ユーザー毎に最適なタイミング」で通知する事が重要です。

リーンプラムは、上記をプラットフォームで提供するだけではなく、「アプリ向けに自動化されたA/Bテスト」により、専任の担当者を置くことなく、少ない工数で高速に施策検証のPDCAサイクルを繰り返す事により、さらなる完成度を高める事ができます。

 

iOSプッシュ通知許諾率の向上

プッシュ通知による効果が判明した中、次に重要となることは「どれだけ多くのユーザーがプッシュ通知を受信してくれるか」です。

特にiOSでは、オプトイン方式をとっており、ユーザーに許諾されなければ、プッシュ通知を送信する事ができません。

プッシュ通知許諾率を向上させる有効な施策が「プリ・パーミッション」です。

「プリ・パーミッション」とは、iOSがプッシュ通知の許諾をユーザーに伺う前に、アプリ側でユーザーがどのような利便性を得る事ができるのかお知らせする手法です。

この施策により、リーンプラムではプッシュ通知許諾率を182%向上する事ができた事例があります。

 

SmartNewsでは、プッシュ通知許諾率を上げる為、3つの施策を考案し、A/Bテストを実施しました。

「1.ユーザーが2つ目の記事を読んだ後にプリ・パーミッション」や「2.ユーザーがアプリを初回起動した直後にプリ・パーミッション」で効果が上がる事を期待したのですが、それぞれポイントを下げています。

結果、「3.プッシュ通知を許諾していないユーザーに対して再度プリ・パーミッション」を行う事がプッシュ通知許諾率が4.2ポイント向上し、統計学的にも効果がある事が判明しました。(『統計学的に効果がある』かどうかは、リーンプラムのアナリティクスが自動計算してくれます)

また並行して、クリエイティブもA/Bテストをし、最も貢献度の高いクリエイティブを探し出すこともできました。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

SmartNewsでは、プロダクトサービス自体の向上に加え、マーケティング施策により、より高いユーザーエンゲージメントを追求されている事が理解されたかと思います。

無料の評価プログラムもございますので、ご関心を持って頂けましたら、是非この機会にご自身のアプリでご評価を検討して頂けますと幸いです。

ご質問等お気軽にお問い合わせください。


この記事は米Leanplum(リーンプラム)社の了解を得て日本語抄訳したものです。
(原文はこちら)

 

株式会社リーン・ニシカタについて

株式会社リーン・ニシカタ(リーンニシカタ)は、データ分析に基づくモバイルアプリのグロースハックを提供する企業です。
Leanplumの日本における代理店として、主要機能であるプッシュ通知、アプリ内メッセージ、A/Bテストを駆使し、ユーザー定着の促進とロイヤル化、長期エンゲージメントを実現します。
ツールの導入相談・支援から、データ分析、グロースハックの運用代行まで幅広いメニューを提供しています。

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